不動産査定書について思う事
こんにちは。
飯塚市の不動産会社、株式会社Step(ステップ)の荻原です。
弊社は筑豊地区をメインに不動産仲介業を営んでいます。
今回は不動産査定時に用いられる事が多い、査定書に関してブログ記事にしました。
最初に申し上げておくと、私は不動産査定を行う際に敢えて査定書を使っておりません。
査定書ツールを使えば、5分ほどで40~50ページ程の立派な査定書が完成しちゃいます。
そして、そのツールの金額もそんなに高くありません。
では、なぜ査定書を使わないのか?
それは40ページ以上にも及ぶ大量の情報が入った査定書を作ると、本当に伝えたい事が薄れてしまうのではないかと考えているからです。
査定を依頼されるお客様は、立派な査定書が見たくて依頼するわけではないと思うんですよね。
手持ちの不動産が「いくらで売却できるのか?」「どのくらいの時間をかけて売却できるのか?」
ここが知りたくて依頼すると思うんです。
だから、私は立派な査定書を作る事を目標にするのではなく、本質部分だけを口頭やメールで伝える様にしています。
勿論、「査定書を作ってくれ」というご依頼があれば、作成しますが・・・。
ただ、立派な査定書が悪いわけではないですよ。
私も以前勤めていた不動産会社では使っていましたし、査定書ツールの悪口を言いたいわけではありません。
小さな不動産会社の個人的な意見です。
様々な考え方があって然りだと思いますので。
しかし、AI査定だけはアテにならないのではないかと思いますw
あれは事例だけではなく、販売中の物件も参考にしたりするケースがありますからね。
人間が行う絶妙な査定には、今のところAIでは対抗できないのではないでしょうか。
現時点では、査定書ツールを使うにしても、価格だけは人間の目と頭で判断するべきだと考えます。
私も査定書ツールを使用していた会社員時代、価格面だけは自分で算出しておりました。
以上です。
何故かブログでは偉そうに講釈を垂れてしまいがちですw
まったく偉ぶるつもりもなく、私はそんなに飛びぬけた実力があるわけでもありませんm(__)m
ただ、心のうちをブログに書き貯めておこうとは考えています。
綺麗事を並べるだけのブログよりも、小さな不動産会社が実際に何を考えて営業しているのかを楽しんでいただけたらという気持ちです・・・。
今後とも弊社と、ブログでは何故か偉そうな私をよろしくお願いいたしますm(__)m